公顕が教える香典返しの品物サポート

2016年12月16日

香典袋に自分の名前と包む金額を書きます

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一般に葬儀の際に包むお金を香典と呼びますが、不祝儀袋に御香典と書くのは仏式葬儀のみです。香典袋の表書きの書き方は、焼香の代わりに玉串をささげる神式では御玉串料、献花をするキリスト教では御花料と書きます。通夜際・葬場祭なら神式、前夜祭・葬儀ミサならキリスト教式というふうに、葬儀の宗派は葬儀会場や葬儀広告に使われる用語などで見分けることができます。

但し、葬祭ホールなどの葬儀や葬儀の宗派が分からない場合は、御霊前と薄墨で書くと差し障りがありません。一般的に御霊前は火葬の前までが本式であり、仏式でも四十九日の法要の後は御霊前は使えず御仏前が正式です。水引の下には自分の住所、名前、故人や喪主と同じ会社の場合は会社名を書きます。住所には、郵便番号を付け加えると親切です。

連名の場合は、少人数はそのまま連名で、大人数は○○課一同などと書き、名前を書いた紙を同封します。お金を入れてから封に〆を書きますが、〆の書き順を逆にする逆じめは神封じの場合だけで香典袋は普通の書き順で書きます。金額もできるだけ書くようにします。