公顕が教える香典返しの品物サポート

2017年01月12日

お香典と一緒にお花をいただいた時のお礼

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香典返しはいただいた香典へのお礼として贈る品物を言います。香典の本来の意味は相互扶助にあるので、葬儀の費用をお互いに補い合うためだとも言われています。そのため必ずしもお返しをしなければならないということではありませんが、最近はお返しを贈ることが当たり前のようにもなっています。品物の金額としてだいたいいただいた金額の半額から三分の一くらいの品物が一般的となっています。しかし、目上の人などから高額のお香典をいただく場合も少なくはないようです。その場合は三分の一くらいの金額に相当する品物で良いとされています。

本来は弔事を無事に終えることができましたという報告も兼ねているので、仏式の場合四十九日をひとつの区切りとして、この日が過ぎた後、忌明け以降が最適な時期だと言えるでしょう。品物にかけるのし紙の水引は、人が亡くなるということは今回きりで繰り返したくはないという意味を持つ黒白の結びきりという形にします。表書きは宗教を問わない志が一般的となっています。また、関西から西日本では黒白ではなく黄色と白の結びきりも多く見られます。葬儀の参列者の中には、故人やその家族ととても親しい間柄の人もいます。それらの人たちを中心として、お香典とは別にお花を贈る場合が多くあります。

いただいた側の遺族としては、当然いただいたお花のお礼もしなければならないでしょう。このお礼をお返しに含めるかどうかということに悩んでしまう遺族も多いようです。特に生花であれば高額なものも多くあります。まとめてお返しをしてしまえば楽ですが、一緒にする場合、贈られた側が香典返しと合算してあることに気がつかないことも考えられます。それを考慮すると別々にお返しをするほうが丁寧な対応ということができるでしょう。その際の表書きは御礼とするのが良いようです。

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