2020年08月02日
1日葬を執り行う上で知っておくべき注意点
一般葬や家族葬と言った葬儀は通夜や告別式が執り行われるので、基本的に2日間の日数がかかります。ですがより負担を減らすことができる葬儀のスタイルとして1日葬があります。これは通夜などは執り行わずに告別式のみを1日で行います。
費用面や遺族への負担を減らす事が出来ますが、注意点もしっかり把握しておく必要があります。まず告別式の身となるので、故人を偲ぶ時間自体が短くなるという事があげられます。通夜や告別式と2日間行われるとは違って1日だけとなると、しっかりお別れできたかどうか不安に感じたり時間が短いと感じることも多くあります。
また告別式の1日のみでは予定がつかず、参列出来なかったという人も多く出てくる可能性が考えられます。そのため葬儀後の弔問客が増える可能性があります。そのため遺族側には弔問客の対応や返礼品の準備など後日の対応が長引く可能性もあります。
また1日葬自体に不満の声を聞く可能性が考えられます。そのため遺族だけで決めてしまうのではなく、親族や故人が生前お世話になった友人や知人などに事前に相談するということもポイントになります。理解を求めたうえで説明することが必要ですが、あまりに反対が多いようであれば1日葬は辞めて一般葬などに切り替えるという必要もあります。